温泉めぐりと神話への旅 
by sinanoo
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浦河の神社 (20) 向別稲荷神社
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国道236号線堺町交番を右に折れ、道々上向別浦河停車場にはいり向別川に架かる向別中央橋を渡って6㌔、緑茂る丘の麓に鎮座しています。

         
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  正面からは見ることができませんが、拝殿の奥に神殿があります。 


          向別神社 (むこうべつじんじゃ)  

          創  祀   大正8年(1949)5月24日
          祭  神   倉稲魂神 (ウカノミタマノカミ) 稲荷大明神

          所在地    浦河町上向別157番地
          社  殿   18坪
          敷地面積  3600坪
          神殿様式  流造

          例  祭   秋  9月第2日曜日

       由緒
明治34年頃秋田県角館から浦河に移住した堺清兵衛の牧場の小高い丘に故郷より分神した稲荷神を祀った祠があったといわれています。

堺牧場の農耕地への転換の推進役だった小山豊松が堺家より御神体を授かり、小作人10余人とともに室田宅の裏山に祠を建てて祀りました。
その後堺家2代目堺忠助より久保田憲一宅の裏山1町4反を神社用地として無償提供を受け、入植した小作人と協議のうえ大正8年(1919)5月神社を新築移転し上向別神社と称しました。

昭和8年(1933)9月東京に転居した堺家より御神体の返還要請があり、氏子総代が御神体に添えてあった奉書をみたところ堺家に伝わる御神体であることが分かり返還することになりました。
e0104596_2057361.jpg氏子総会で協議のすえ、伏見稲荷大社から稲荷大明神を勧請し祭神として祀りました。

昭和37年4月老巧化した神殿を新築し拝殿も建立しました。

下向別地区には明治42年(1909)頃に建立されタネンベツと下向別を氏子にした下向別神社があり上向別神社との併合の協議が重ねられましたがまとまらず、下向別神社は浦河神社に合祀されました。
e0104596_211571.jpg

昭和37年に境内に奉納された石柱
  天照大神
  豊受大神
  小名彦神
  倉稲魂神 
 が刻まれています。


堺家4代目の堺兼吉氏著書「堺家4代の回想録」のなかで向別神社と堺家のかかわりを次のように記しています。

向別神社のことで昭和に至るまでだれもきずかなかったことが、浜荻伏の友田さんと云う人によって判明した不思議なことがある。

堺家の土地は現在の堺町が牧場さらに向別は畑、水田等で小作してもらっていたので秋田からお稲荷さんを持ってきたので牧場にお祭りしていたのが時代とともにだれもきずかないまま向別の神社になっていたのである。

鈴木クニ姉と鈴木サトさんが健康のことなどでお稲荷様関係の友田さんに拝んでいただいたときクニ姉に友田さんが云うには「貴女が生まれた時にお稲荷さんが向別に移され神社になっているが、帰りたがっている」
とのお話で、さらに龍神様も不明のままで帰りたがって蛇が時々家に行くのだがその度老人に殺されてしまっている」と不思議な話が持ち出されたたのである。

その時クニ姉は35歳で35年前に貴女が生まれた年にと言う、あまりにも不思議な話であったので、姉もよく調べたら確かに牧場で祭っていたことが判明し、人を介して向別の方にお話をしたら、中に知った人が居られて確かに堺家のお稲荷様だと言うことで戻して頂き堺家でお祭りしていたが昭和20年の東京大空襲で焼失した。

龍神様は明治42年火事で表に運び出されたことはクニ姉も知っていたのだが年が過ぎ、忘れていたので言われて驚き、確かに中庭に時々蛇が来たのだが、当時15畳間の廊下にカナリアを飼っていて、蛇が雛をとりに来るので坊田要三さんがみつけて2匹程殺したことがあったことはわたしも知っていた。
龍神様は漁場の関係でお祭りしていたので後日替わりの御神体を入手し、お祭りしていたが同様東京で焼失現在にいたっている。


 向別開拓のこと
向別はアイヌ語でコムチペットといい、十勝山系を源流とする向別川は部落を南北に流れています。
向別川の川筋には楢、柏、タモ木それにコクワ、ぶどうなどが繁茂し川をまたいでアイヌの人々住み、いくつかのコタンをつくり春から夏ににかけてはイカランニ(井寒台)に通い昆布などの作業に従事し秋冬には山野で狩猟したり向別川に遡上すす鮭をとっていたといいます。

安政年間に向別に足を踏み入れた松浦武四郎の書ニヨルトコタンでは農耕が行われて畑も多かったと記されており、狩猟から農耕えの一歩をふみだしていたのかも知れません。

明治4年(1871)秋田角館から浦河に移住した堺清兵衛が農場を開設し明治17年(1884)頃向別ピラトリカで稲作を試みたが失敗し、稗田に変わったといいこれが向別地区における営農の始めではないか、といわれています。

明治18年(1885)頃堺清兵衛は北海道庁から向別の未開拓地30余町歩の払い下げをうけ、ドサンコを飼育する牧場と開拓に力をいれました。

明治20年(1887)青森県よい柳沢春松が入植、これが向別地区における最初の自移民であるといわれています。

明治25年(1892)堺家2代目の堺忠助は牧場を農耕地に転換する計画をたて、堺家の漁場にいた愛知県出身の小山豊松にこの任にあたらせ、ヤマコシナイ付近(向別目名太川流域)の牧場を開拓しました。

明治25年以降堺農場が拡大するとともに小作人として兵庫、福井、富山などからの移住者がふえ明治30年末には戸数103戸(内アイヌ32戸)人口445人(内アイヌ143人)となり平地のほとんどが農耕地となり、大豆、小豆、を主体として大根なども生産しました。

明治35年(1902)北海道旧土人保護法が公布されアイヌの同化教育を進めるため、庁立向別尋常小学校(通称土人学校)が開校しましたが明治42年(19099町立に移管され土人学校ではなくなりました。
向別小学校は昭和50年(1975)堺町小学校に統合され閉校になりました。

明治40年(1997)ボクサツナイ41年頃にはラムシで水田の開発が始まり44年にはタネベツにおいても稲作がおこなわれました。

向別地区の開拓は堺農場の小作人として入植した人々によって進められたといっていいでしょう。

大正8年(1960)堺農場の貸付地が従来の小作人に売り渡され自作農が増加しました。

昭和25年(1950)目名太の日高軽種馬牧場用地を道が買収し、開拓に着手、13名が入植しましたが耕地面積がせまく、36年には3戸が離農し、以後も後継者不在や病などで離農があいつぎ、当初入植者2戸、跡地購入者5戸により農業から軽種馬生産へと移行してきました。


  参考引用文献   開村70周年記念誌 「向別」 開基百周年記念誌 「拓翔」
              浦河新町史   堺家4代の回顧録  コタンを訪ねて



             
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by sinanoo | 2009-11-11 23:20 | 浦河の神社
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